きまままままま。

オタクが愚痴ったりゲームやったり飯食ったり。

時には昔の話を。

(※書きやすさと言う観点から口調を変えております。)

突然だが、場面緘黙という言葉をご存知だろうか。多分知らない方が多いであろう。

 

これは、特定の状況に置かれた場合のみ話せなくなる症状である。(友達とは話せるが授業中に発言が出来ない、家庭では話せるが学校では話せないetc...人によって色々症状が異なる為詳しくは調べて頂きたい)

 

何故、そんな話をしたかと言うとコレを書いている私自身がかつてそうだった可能性が非常に高かったからである。(実際医師や専門機関で診断を受けた訳では無いが思い当たる節は幾つも出てきた)

 

私の場合、学校の授業の発表では問題無かったのだが、(むしろ自分から手を上げていた方だ)それ以外だとごく一部の仲のいい子を除き、学校では一切話の出来ない子供だった。それが原因で軽くいじめやからかいも受けて学校も休みがちになっていた。小学3~6年の半ば位までは続いていた。

 

原因としては今となっては推測にしか過ぎないのだが、授業で当てられて答えを言うという行為には決まった「正しい答え」があるのだが、友達とのたわいない会話やみんなで話し合うシュチュエーションには「正しい答え」は存在せず、自分が思った事を話さなければいけない。要は「自己主張」が言葉で上手く出来ない子供だったのだ。

 

正直、今でもスピーチや業務的な報告や意見を出す事は平気なのだが、大勢で話したり、職場でのたわいない雑談をするという行為には苦手意識があったりする。(酒を飲んだり、飲んだ人が普段しない話をするのを聞くのは好きだが話すのが苦手な自分は話せず隅っこにいる事が殆ど)

 

話すのが苦手過ぎたあまり、苦手意識を克服しようして明らかに自分には不向きであろうコールセンターで働いたり(当然すぐに辞めた)接客でもマニュアルの少ないパン屋や百貨店で働いたり(これも長続きせず)等もしたが、自己評価を下げて自信を失っていくだけであった。自信を失い、働く気力も無くしニートも経験しし職も大分点々とした為、職歴はとてもじゃないがお見せ出来ないものになっていった。(もちろん自分の甘えやダラけと言った部分もあるが)

 

今の職場は割と自分にあっているとは思うが、それでも人と接する事への苦手意識は強く、不安に駆られて精神的にしんどくなってしまう事も多々ある。これは自分が学生時代にコミュニケーションを学ばなかったというのも大きい。(この行きづらさみたいなものも場面緘黙の後遺症ではよくあるのだそうだ)

 

長くなってしまったがそもそも何故場面緘黙や自分の昔話をしたかと言うと、何より書いている自分が精神的にしんどくなる事が多々あるので吐き出して楽になりたかったのが一番大きい。口下手も手伝い中々人には言えないのだ。

 

後、コレを読んだ人にちょっとでも場面緘黙と言うものを知って貰えればと思ったからだ。場面緘黙でなくても色々と得意不得意の凸凹が大きな人間もいるって事も伝えてみたかったのだ

 

最後にこんな拙いかつ長文を読んで頂きありがとうございます。しんどくてもまあ適度に頑張りましょう。